“『そば』は健康にいい”というイメージが定着していますが、実際に「そば」には健康を維持するうえで重要な働きをする栄養成分がたっぷり詰まっています。
他の穀類や麺類と比べても栄養価が高い「そば」の成分をご紹介しましょう。
まず、食品のなかで「そば」だけに含まれる特有の栄養成分が「ルチン」です。この成分は、毛細血管の働きを整え、血行を促進し、高血圧の抑制などに効果があるといわれています。
そして、疲労回復に効果があるビタミンB1、B2が米や小麦の2〜3倍と豊富。体全体の抵抗力を高めてくれるので、夏バテの防止にも効果がありそうです。さらに、血液や筋肉をつくる良質なたんぱく質も多く含まれています。これらの栄養成分が理想的なバランスで整っている「そば」は、まさに”ヘルシーな食品の代表格”といえるでしょう。。
暑い夏、涼感のある「ざるそば」を食したり、汗をかきながら熱いそばをすすって”粋”を味わいつつ、健康づくりにも役立つのが、「そば」の魅力です。