三遊亭 司の「日日是遊有」

第五十五回「浴衣の季節」

この季節、背後にまわって帯をキュッと締め直してあげたくなる。浴衣のことだ。

それでも作務衣や甚平でなく、浴衣を着ようというキモチはいい。だいいち、キレイに着付けされた彼女が、作務衣や甚平じゃかわいそうじゃないか。

なんてな、大きなお世話。

前座修業の約4年、365日着物で修行をしているので、否が応でも着物は着慣れる。
そして、近年のこのお腹。Tシャツは似合わないが、オジさんのお腹は浴衣に実に似合うのだ。

 

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カテゴリ三遊亭司の「日日是遊有」 | 2016. 08. 08. 16:18 |

第五十四回「東京の中の『真田丸』」

大河ドラマ「真田丸」をご覧になってますか?大河では「史実がどうの」と言う人が必ずいますが、史実はまた事実ではなく、歴史の行間を埋めるのは、脚本家や小説家の役得です。

さて東京にも真田の名がついた史跡があります。江戸城の外堀のひとつ四谷堀、この堀は真田昌幸の長男で信繁の兄信之が指揮を執り造築にあたり、真田堀と呼ばれてました。

真田家ゆかりの史跡がいまや上智大学のグランドに…だから東京は面白いのです。

 

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カテゴリ三遊亭司の「日日是遊有」 | 2016. 07. 05. 11:06 |

第五十三回「梅の雨。」

ものには値段があって、おなじようなものでも、高いと感じたり。

安いにこしたことはないのかもしれないけど、ものには適正な価格がある。
手間仕事のありがたさは、なにしろ、やってみればわかる。

八百屋さんに梅の実が並び始める、じっくり選ぶ、黄色くなる、漬ける。さて、いいお値段の梅干でも、どうだろうか? さらにこれに3日ほど土用干しがある。
この手間も面倒だけど、毎年の楽しみでもある。

間もなく、梅雨。

 

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カテゴリ三遊亭司の「日日是遊有」 | 2016. 06. 02. 00:21 |

第五十二回「圓歌一門」

東京には四軒の寄席と国立演芸場がある。東京の落語家が500人超に対して4軒…ちと少ないが落語専門の劇場があるのはありがたい。

昨年まで毎年池袋演芸場であった大師匠三遊亭圓歌の一門会は終わってしまったが、昨年大師匠圓歌は芸歴七十周年のアニバーサリー、鈴本演芸場や国立演芸場で記念の会が催されている。

先日あった国立演芸場での一門会のあと、一門みんなで替える予定の襖に寄せ書きを。一門はわたしの誇りでもある。

 

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カテゴリ三遊亭司の「日日是遊有」 | 2016. 05. 06. 10:04 |

第五十一回「さくらあれこれ」

わたくしども落語家にかぎらず、日本人は言葉を大切にし、音を大切にしてきました。

それは中国でも同じようですが。

桜の季節にかかわらず、淡いあの桜のいろを美しく見せてくれるのが、桜湯。

塩漬の桜にお湯を注いだもの。

いま、ひと昔前まで縁談の席には欠かせなかったのがこの桜湯で、縁談で「お茶をひく」「お茶をにごす」さけて、桜湯。

それから、この塩漬の桜といえば、あんぱんも。

ああ、花より団子でございます。

 

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カテゴリ三遊亭司の「日日是遊有」 | 2016. 04. 01. 09:58 |
三遊亭 司のプロフィール
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