三遊亭 司の「日日是遊有」

第五十八回「東京都心も秋深し」

月毎に東京の今を昔を、時に落語に絡めながらお伝えして、早くも11月。

季節は秋から冬。ひと口に東京といっても、紅葉狩りを楽しむなら、高尾や銀杏が美しい八王子もその範疇ですが、郊外でなくても気にしてみると都心でも季節感豊か。

新宿の御苑や神宮の森、浜離宮など。駒込の六義園は回遊式の大名庭園で秋の彩を目に愉しむことができるうえ、11月19日からはライトアップされる。

都心にいながら夜の紅葉狩りも、秋の風情。

 

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カテゴリ三遊亭司の「日日是遊有」 | 2016. 11. 02. 18:46 |

第五十七回「秋の名作を食す」

鷹狩りの際に口にした「黒く艶やかなる魚」に、殿様が恋し焦がれるのが、秋の名作「目黒の秋刀魚」。なるほど、目黒の先には鷹番という地名も残る。

下魚とされて、間違っても殿のお膳に上がることなどなかった秋刀魚。はじめて秋刀魚を食すという、落語の可笑しみのなかにも、士農工商の身分の違いが色濃く残る。

それにしても、秋空の下、炭火で焼いた秋刀魚を食す。家来のひとりが言うように、なるほど「天下の美味」であろう。

 

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カテゴリ三遊亭司の「日日是遊有」 | 2016. 10. 05. 07:58 |

第五十六回「大田区 vs ゴジラ」

昭和29年に生まれたゴジラが12年ぶりに復活?したということで、大変な話題。

わたしの地元・大田区でも特に大きな話題になっている。と、いうのも、少しネタ明かしとなるのだが、羽田沖に現れた正体不明の怪獣が多摩川から呑川を遡上し、蒲田の街にまず向かうのだ。

とにかく、大田区民が顔をあわせると「ゴジラ見た?」が、合言葉。いま、蒲田では酒場から銭湯のペンキ絵まで、ゴジラでいっぱい。

ゴジラを観るなら蒲田に限る。

 

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カテゴリ三遊亭司の「日日是遊有」 | 2016. 09. 01. 15:47 |

第五十五回「浴衣の季節」

この季節、背後にまわって帯をキュッと締め直してあげたくなる。浴衣のことだ。

それでも作務衣や甚平でなく、浴衣を着ようというキモチはいい。だいいち、キレイに着付けされた彼女が、作務衣や甚平じゃかわいそうじゃないか。

なんてな、大きなお世話。

前座修業の約4年、365日着物で修行をしているので、否が応でも着物は着慣れる。
そして、近年のこのお腹。Tシャツは似合わないが、オジさんのお腹は浴衣に実に似合うのだ。

 

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カテゴリ三遊亭司の「日日是遊有」 | 2016. 08. 08. 16:18 |

第五十四回「東京の中の『真田丸』」

大河ドラマ「真田丸」をご覧になってますか?大河では「史実がどうの」と言う人が必ずいますが、史実はまた事実ではなく、歴史の行間を埋めるのは、脚本家や小説家の役得です。

さて東京にも真田の名がついた史跡があります。江戸城の外堀のひとつ四谷堀、この堀は真田昌幸の長男で信繁の兄信之が指揮を執り造築にあたり、真田堀と呼ばれてました。

真田家ゆかりの史跡がいまや上智大学のグランドに…だから東京は面白いのです。

 

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カテゴリ三遊亭司の「日日是遊有」 | 2016. 07. 05. 11:06 |
三遊亭 司のプロフィール
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