三遊亭 司の「日日是遊有」

第六十二回「真打昇進披露」

出会いと別れ、節目が多い、春。

ほかの職業の節目はともかく、落語家としての節目は当然身を以て知ることも、目にすることもある。それは、入門、芸名命名、初高座、楽屋入り、二ツ目、真打昇進とそれぞれの比重はわからないがこんなところ。

花咲く、春。在籍する落語協会からもひろ木、三朝、小八、馬るこ、ときんの五名の新真打が誕生する。ぜひ、桜の花を愛でるように、祝ってやってほしい。

幕開きは3月21、鈴本演芸場から。

 

Read Users' Comments (0)

カテゴリ三遊亭司の「日日是遊有」 | 2017. 03. 02. 20:59 |

第六十一回「百花のさきがき」

「梅は咲いたか 桜はまだかいな」と歌にも唄われるのが、百花の先がけ梅の花。

立春を迎え寒が明ければ、いよいよ梅の花がほころぶ季節。都内には江戸時代より梅園も少なくなく、江戸名所図会にも「梅屋敷」はひとっところだけでなく、大田区にも駅名や商店街に梅屋敷と名が残るが、その面影は今はむかし。

そのかわり、池上に足を伸ばせば、梅の名所池上梅園があり、見頃の2月下旬には山肌に咲く紅梅白梅が芳しくほころびます。

 

Read Users' Comments (0)

カテゴリ三遊亭司の「日日是遊有」 | 2017. 02. 01. 21:08 |

第六十回「平成丁酉 初席」

あけましておめでとうございます。今年も寄席で育てていただいた寄席芸人にとって、ありがたいことに、初席は浅草演芸ホールの11時台に出番をいただいております。

巷の正月の雰囲気が薄れつつある昨今で、おめでたい正月の寄席の高座からはじまる年は、本当に特別なもの。

三が日はお客さんばかりか、出演する芸人もお屠蘇気分が抜けないのが、正月初席。忘れかけてた日本の風景が落語にはまだまだあります。

 

Read Users' Comments (0)

カテゴリ三遊亭司の「日日是遊有」 | 2017. 01. 05. 22:23 |

第五十九回「正月支度」

小噺に「一年は十三ヶ月だろ?十月、十一月、十二月…お正月」「バカ、お盆が抜けてらぁ」というのがありますが、落語家の修行をはじめた時から、わたしも1年は13ヶ月あるような心持ちでした。

とにかく、ありがたいことに、暮から正月にかけてめまぐるしいのが、わたくしどもの商売。

今年も早、師走。正月支度といえば、まず、手ぬぐいにお年玉。お年玉がざっと50、手ぬぐいが100といったところ。新春を寿ぐ、嬉しい悲鳴です。

 

Read Users' Comments (0)

カテゴリ三遊亭司の「日日是遊有」 | 2016. 12. 02. 18:32 |

第五十八回「東京都心も秋深し」

月毎に東京の今を昔を、時に落語に絡めながらお伝えして、早くも11月。

季節は秋から冬。ひと口に東京といっても、紅葉狩りを楽しむなら、高尾や銀杏が美しい八王子もその範疇ですが、郊外でなくても気にしてみると都心でも季節感豊か。

新宿の御苑や神宮の森、浜離宮など。駒込の六義園は回遊式の大名庭園で秋の彩を目に愉しむことができるうえ、11月19日からはライトアップされる。

都心にいながら夜の紅葉狩りも、秋の風情。

 

Read Users' Comments (0)

カテゴリ三遊亭司の「日日是遊有」 | 2016. 11. 02. 18:46 |
三遊亭 司のプロフィール
 Page 1 of 13  1  2  3  4  5 » ...  Last »