三遊亭 司の「日日是遊有」

第六十六回「四万六千日」

四万六千日、お暑い盛りでございます。

とは、名人八代目桂文楽「船徳」の名フレーズ。このひと言で、夏の暑さや、船宿の夏座敷、大川を進む船の上でのドタバタを高座に浮かびあがらせる。

その、四万六千日とは観音様の功徳日で、7月10日にお詣りにゆけば46000日のご利益があろうという。そう、いまの9日、10日にひらかれるほおずき市。ほおずきはお盆に帰ってくるご先祖さまの、目印にもなる。江戸の夏の大切な風物詩。

 

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カテゴリ三遊亭司の「日日是遊有」 | 2017. 07. 05. 22:00 |

第六十五回「梅雨には梅雨の」

初夏の爽やかな陽気も早々に、梅雨に入ると思うとどこか滅入ってしまいますが、かといって雨がなければ困るひともいるわけで、気象の専門家でも「天気が悪い」という表現は避けるんだとか。

この季節の落語の大作は「髪結新三」。こちらは落語だけでなく歌舞伎でもお馴染み。噺の中では江戸っ子好みの「鰹」や「傘づくし」といった台詞で季節を感じさせてくれる。これからの季節にぴったりな、カラッとした噺もまた、梅雨の楽しみ。

 

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カテゴリ三遊亭司の「日日是遊有」 | 2017. 06. 08. 23:35 |

第六十四回「根津神社とつつじと」

東京はこれでいて花と緑にあふれた街だ。
梅にはじまり、桜に藤。藤の季節に同じくして、これからの季節はつつじ。躑躅の季節。

街路樹でよく目にするためか、なにか特別な花とは認識されないが、一斉に咲く色とりどりのつつじが目にあざやか。

東京のつつじといえば、根津神社。
つつじ苑内外に100種3000株以上のつつじが、参拝客の目を楽しませてくれる。

晩年近所に住んだ、立川流家元立川談志師匠が愛したお社でもある。

 

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カテゴリ三遊亭司の「日日是遊有」 | 2017. 05. 02. 10:28 |

第六十三回「春のお寺巡り」

落語と仏教のつながりは深く長い、というよりも落語の原点は法話なのかもしれない。その原点は江戸時代の僧、安楽庵策伝とも言われている。そのせいか、お寺での落語会も少なくない。

この季節になると多くのお寺さんでは、花御堂を設えて釈迦の誕生仏をお祀りする。わたしたちはその天と地を指した誕生仏に甘茶を注ぐ。釈迦誕生時の甘露の雨とも、梵天と帝釈天が甘露で洗ったからとも言われている。

4月8日は花祭り。灌仏会。

 

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カテゴリ三遊亭司の「日日是遊有」 | 2017. 04. 02. 11:28 |

第六十二回「真打昇進披露」

出会いと別れ、節目が多い、春。

ほかの職業の節目はともかく、落語家としての節目は当然身を以て知ることも、目にすることもある。それは、入門、芸名命名、初高座、楽屋入り、二ツ目、真打昇進とそれぞれの比重はわからないがこんなところ。

花咲く、春。在籍する落語協会からもひろ木、三朝、小八、馬るこ、ときんの五名の新真打が誕生する。ぜひ、桜の花を愛でるように、祝ってやってほしい。

幕開きは3月21、鈴本演芸場から。

 

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カテゴリ三遊亭司の「日日是遊有」 | 2017. 03. 02. 20:59 |
三遊亭 司のプロフィール
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