第十八回「莨入れ」

普段タバコを服むことはないのだけれど、噺によっては腰に莨入れ(たばこいれ)を差す。

落語の時代背景からすれば、もちろん紙巻煙草ではなく、刻、きざみ。それをご案内のように煙管の火皿に詰めて吸う。
それもやってみた、つめて、炭火で二三服、コッーンと灰をおとして、ふっと吹く。紙縒りで煙管を掃除する。

そうやって、噺のなかのひとになったり、噺のなかの長屋に、街並みに入りこんだりすると、少し江戸が近くなる。

 

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        カテゴリ三遊亭司の「日日是遊有」 | 2013. 06. 01. 22:02 |