第五十一回「さくらあれこれ」

わたくしども落語家にかぎらず、日本人は言葉を大切にし、音を大切にしてきました。

それは中国でも同じようですが。

桜の季節にかかわらず、淡いあの桜のいろを美しく見せてくれるのが、桜湯。

塩漬の桜にお湯を注いだもの。

いま、ひと昔前まで縁談の席には欠かせなかったのがこの桜湯で、縁談で「お茶をひく」「お茶をにごす」さけて、桜湯。

それから、この塩漬の桜といえば、あんぱんも。

ああ、花より団子でございます。

 

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        カテゴリ三遊亭司の「日日是遊有」 | 2016. 04. 01. 09:58 |